姫路駅前の山陽電鉄高架下飲食店街に立ち飲みスタイルの居酒屋「立ち呑(の)み 魚屋」(姫路市西駅前町、TEL 079-284-1518)が6月30日、オープンした。
店内はカウンターと重ねたビール箱の上に天板を置いたテーブルを配置した立ち飲みスタイル。テーブルは必要に応じて追加し、一度に最大30人程度が利用できる。折り畳み椅子も用意する。
主に播磨灘の魚介類を提供している同店。店主の城尾武彦さんは赤穂出身で、地元の漁師と懇意にしているため、赤穂で取れる新鮮な魚が手に入りやすいという。「旬の魚が手に入るので、刺し身は日替わりでその日のお薦めを提供している。赤穂の地酒もあるので、一緒に楽しんでほしい」と城尾さん。
メニューは、本日の刺し身3種盛り(980円)、5種盛り(1,350円)、漁師盛り(1,980円)、えび串焼き、さきいか天、いかの塩から(以上380円)、げそのバター焼き(280円)、つくだ煮、かます一夜干し、えいひれ炙(あぶ)り、カニみそ(以上480円)、生ほたての酢の物(580円)、アナゴ天(680円)など、魚介類が日替わりで豊富にそろう。
ドリンクは生ビール、焼酎(以上390円)、すし店の紅ショウガを入れた「寿司(すし)チューハイ」をはじめとする各種チューハイ(380円)、ワイン(390円)、ソフトドリンク(280円)など。日本酒は赤穂の「忠臣蔵」や姫路の「奥播磨」など地酒も用意。姫路で「忠臣蔵」が飲める店は少ないという。
同店を訪れていた市内の美容師、前田泰成さんは「クオリティーが高い。新鮮な魚介が驚くほど安い値段で食べられる。立ち飲み店のイメージが変わった」と話す。
城尾さんは「行列のできる店にしたい。姫路で一番の魚を提供できる店を目指す」と意気込む。
営業時間は15時~22時30分。
【出展】姫路経済新聞
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