第4回日本イベント大賞受賞作品です。
〔受賞者〕
兵庫県立龍野実業高等学校デザイン科
〔イベント概要〕
将来の地域人材の育成を担う、専門高校の新しい教育への挑戦として、高校生が「地場産業の皮革」を使った「ファッションショー」と、「江戸時代の町割を残す城下町の風情」を活かして、空き町屋をギャラリーとする「町じゅう美術館」を実施し、空洞化する町に賑わいを取り戻す契機づくりに挑んだ。
〔受賞理由〕
人を成長させるイベントの効果を活用した、新しい教育プログラム。卒業と同時に、実社会に旅立つ実業高校の生徒にとって、非常に価値ある社会経験である。校外で大人や子供達とのふれあいを通じて学んだことは、学力では得ることのできない“人間力”であり、その能力を養うためにイベントの手法が活かされた「新教育手法」のモデルケースとして高い評価を得た。