立川市が、市内に点在する空き店舗の把握と
有効活用などを目的に行う
「立川市商店街チャレンジャー募集事業」。
その表彰式が3月13日に行われました。
この事業は開店場所を探す出店者のチャレンジャーと
空き店舗の解消やまちの活性化につながる魅力ある店舗の
開店を望む商店街を結び付けることを目的に
昨年度から実施され今回で2回目となります。
立川市はチャレンジャーと商店街が共同で
作成した出店計画を募集。
店舗の魅力や経営の健全性、商店街活性化の効果などを
専門家が総合的に審査します。
そして、優秀な計画案に対して表彰を行い奨励金を交付。
今回、優秀賞に選ばれたのは、
立川駅南口の諏訪通り商店街振興組合と
家庭料理の店「みちよ」です。
また最優秀賞は、
立川駅南口に程近い錦商店街と、
その商店街に今年2月にオープンした
「保育園併設コワーキングスペース・シーズ立川」を運営する
株式会社シーズプレイスが受賞しました。
最優秀賞の両者には合計115万円の
奨励金が清水庄平市長から手渡され、
これまでの苦労をねぎらう言葉と今後の
活躍を期待するコメントが送られました。
商店街にとっては、空き店舗の解消や
商店街の魅力の向上が見込め、
店舗にとっては出店前に地域を知り
良好な関係を築くことができるなど
お互いのメリットが多い取り組みとなっています。