姫路駅近くにある「播磨旬菜(はりましゅんさい)菊屋」(姫路市十二所前町、TEL079-226-2267)が8月1日、日本酒チケットの販売を始めた。
「料理に合わせ、一人で数種類の日本酒を楽しみたい」との客の要望に応え、少量の酒を気軽に楽しめる方法として考案した。店長の小谷さんは「チケット制度を始めてから一人客だけでなく、グループで来店される方が増えた。飲み比べて楽しんでいただいている」と話す。
チケットは7枚つづり=3000円。チケット一枚につき、日本酒半合(90ミリリットル)を提供する。日本酒は、兵庫の「盛典」(通常価格半合=540円)、忠臣蔵「安兵衛」(同648円)、新潟の「八海山」(同540円)、高知の「亀泉」「酔鯨」「無手無冠」(各同432円)、姫路の芋焼酎「千姫のなみだ」(同540円)など常時50種類をそろえる。
新酒や季節の日本酒も数量限定で提供する。8月は、長野の「大雪渓 夏の純米」、兵庫の「盛典 夏酒」、山形の「大山 夏純米銀河」、京都の「多摩川 Ice Breaker」、高知の「豊の梅 土佐の夏吟醸」などを用意する。
料理メニューは、「播磨灘前どれ伝助穴子と水菜のサラダ」(850円)、「姫路グルメポーク桃色吐息と水菜のしゃぶしゃぶ」(1,500円)など、地産地消にこだわった料理を提供する。
小谷さんは「各地の地酒の飲み比べを楽しみながら、料理との相性なども試してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時。日曜定休。
【出展】姫路経済新聞
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