世界遺産・国宝「姫路城」のすぐ西に広がる城西地区でイベント「あなたはこのまちで生き残れるか?『城の西サバイバル』」が夏休み期間中に開かれる。8月4日には説明会が行われる。主催は、城の西エリアマネジメント準備会。
「城の西 オイコノミア(古代ギリシア語、経済学=エコノミクスの語源)」事業の一環で行われる同イベント。8月の約1週間、「城の西」エリア内だけでどれだけ買い物や暮らしに必要な用事を済ませることができるかを競う。地元の人が働く、地元の店で、地元でできた品物を購入できれば最高点が得られるという。同会では、ネット通販の手を止め、親子で地域経済に貢献をしながら「夏休みの自由研究」を済ませようと呼び掛ける。
同イベントへの参加希望者は水尾神社・崇敬会館(姫路市山野井町)で8月4日10時から行われるルール説明会に参加する。イベント参加者の結果発表会と自由研究仕上げの会は城の西公民館(姫路市岡町)で8月25日14時30分より開かれる。
同会事務局の霞末けい子さんは「『経済』と難しく考えずに、楽しく気楽に参加してもらえたらうれしい。当日は、人形劇を交えながら分かりやすく伝えたい」話す。同会メンバーの米谷啓和さんは「止めどなく進むグローバル経済の流れに地方から一矢報いたい」と意気込む。
参加費は1家族=1,000円。参加希望者は同会事務局=NPO法人「スローソサエティ」(姫路市岩端町、TEL 079-297-4812)ホームページの申し込みフォームから申し込む。
【出展】姫路経済新聞
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