森吉山麓たなばた火まつりは、地域の活性化を図るため北秋田市前田地域の七夕行事を一堂に集め、伝統行事への認識を新たにするとともに地域の一大観光イベントを創出することを目的に、第30回を迎えた。
・阿仁前田獅子踊り保存会
・たなばた絵灯籠大行列
・火まつりセレモニー
・なまはげ太鼓 恩荷
・打ち上げ花火
・火祭太鼓
― 阿仁前田獅子踊り ―
1964年(昭和39年)に県指定無形民俗文化財に指定された。行列、ぶっこみ、穀豊穣と獅子たちの恋の葛藤を演舞する獅子舞、奴踊り、岡崎城合戦の様子を表現した駒踊り、棒使い(八つ払い)、ささら持ちとの駆け引きを楽しめる神楽で閉められる。
※ かつての棒使いは6人棒、8人棒という多人数による技があったが現在は廃れている。
― 恩荷(おんが) ―
男鹿を元気づけ楽しい町にしようと仕事の傍ら地域活動の一環として、男鹿温泉郷をホームグランドに活動している和太鼓団体。
演奏する曲目は、男鹿半島の風土や伝説をモチーフにしたオリジナル曲で、なまはげの迫力と和太鼓により独自の世界観を表現している。