江戸時代の佇まいと当時の道具類が豊富に残されている古民家が、静岡県磐田市にあります。磐田市とはいっても、かなり北に位置し、天竜二俣のすぐ近く。新東名の天竜浜北インターから車で10分程度で行けます。江戸時代からの古民家で、造り酒屋を営みつつ庄屋を務めていた家、全国には、このような家もいくつか残っているでしょうが、大きな違いは、江戸から明治・大正・昭和にかけての道具塁や文化財が多数、そのまま残っていることです。壁も建物も国の文化財に指定されていながら、それらを直接見ることができるうえ、日本の食文化の代表格、手打ちの一九そばなど、自然のままの料理も楽しめます。二八そばはよくありますが、一九はめずらしく、しかも、一流料理人が修行の末に商売仕様に打つのではなく、昔は地元の人たちが自分が食べるために打った、そのスタイルそのままで創って提供しています。原材料のみならず、自然水、作る人の意気込みも、本物です。また、理事長さんは、数々の特許を取られ、日本の産業発展の基礎を築いてきた某自動車メーカーの中心的な技術者であった方で、古い文化に接し、新しい何かに気づいてほしい、とおっしゃっています。くわしくは動画をご覧になり、まさに本物の地域料理を楽しみながら、また、月々に代わるギャラリーでのイベントを楽しみながら、直接おたづねください。