富山市の地域おこし団体「ブラックラウド」は11日、富山県と県内15市町村のオリジナルキャラクターを作成し、北陸在住の女性16人がコスプレでPRするユニット「いろどり錬磨」を結成したと発表した。今後、各自治体の魅力を伝える動画を作成するほか、各地のイベントに参加する。団体によると、こうした取り組みは全国初という。
キャラクターは、地元の自然や文化などの特徴を踏まえた「守り神」や「戦士」をイメージ。頭に御来光を模した飾りのある富山県の「山統守」は、雪化粧をした立山連峰を、青と白を基調とした衣装の氷見市の「蓮岬」は、名物の寒ブリを意識した。
ユニットのメンバーは富山、石川両県在住の7~25歳の女性16人。リーダーで団体代表も務める富山市のパフォーマー「ぶらっくすわん」さん(21)は「思いが詰まったキャラクターで、富山県のいいところをもっと県内外の人に知ってほしい」と意気込みを語った。