群馬県渋川市の中心市街地で12月16日(土)、「~ひと足早いクリスマス~さがせ秘宝!仮装deまち歩き」が開催された。同市街地では今月2日より「渋川まちなかイルミネーション」も実施。当日は、サンタクロースやトナカイなどに扮した親子連れが、イルミネーションで鮮やかに彩られた街でそぞろ歩きを楽しんだ。
「渋川駅前通り商店街振興組合」及び「辰巳町地域対策協議会」、「渋川市中心市街地まちづくり市民サポーター」の3団体は、以前は別々に実施してきたクリスマスイルミネーションの点灯式やミニコンサートなどを共同で開催するため、2015年6月に「渋川まちなかイルミネーション実行委員会」を設置し、イルミネーション関連イベントを共同運営してきた。
今回のまち歩きイベント「~ひと足早いクリスマス~さがせ秘宝!仮装deまち歩き」は、昨年高崎経済大学地域政策学部の学生が、まちづくり市民サポーターとともに考案・企画し、初めて実施したもの。 これを今年は、イルミネーション実行委員会が引継ぎ、再び高崎経済大学の学生たちと連携して開催した。
“いち、じゅう、ひゃく、「○○」、まん!快適な眠りをお届けします!こちらは「○○田屋」!”(答え:仙田屋)、“アメリカを漢字2文字で書くと「米国(べいこく)」。お米を買うなら「飯塚○○○○店」”(答え:飯塚米穀店)など、謎解きをしながら商店街の店名を探り当て、その店に行くことで宝物を獲得できるというこのイベントには、渋川駅前通り商店街などにある10店舗が参加した。
16日は、親子連れや若者など約200人が謎解きに参加。クリスマスに因んだ仮装のコンテストを同日開催したこともあり、たくさんのサンタクロースやトナカイが渋川の街に出現した。「謎解きをしつつ商店街を歩きながら、こんなところにこんなお店があったんだと知ってもらうのが目的です。クリスマスイルミネーションもきれいですので、一緒に楽しんでいただけたのではないかと思います。これからも地域連携を深めて、皆で力を合わせて街を盛り上げていきたい」と、実行委員長の入沢秀樹さん(渋川駅前通り商店街振興組合理事長)は語った。
イルミネーションは来年1月31日まで実施予定である。
【出典元】
EGAO