商店街でおもしろ理科の実験室! 生野銀座商店街の「どりー夢館」でふれあいサイエンス祭り 【大阪府大阪市生野銀座商店街振興組合】

大阪市生野銀座商店街のコミュニティスペース「どりー夢館」で12月16日(土)、ふれあいサイエンス祭りが開催される。その一環として、第一回生野銀座サイエンスカフェがオープン。
サイエンスカフェとは、コーヒー片手に科学者と一般市民がサイエンスについて気軽に話し合える場として90年代にヨーロッパで発祥した活動。今回は商店街のサイエンスカフェ実行委員会(大阪市、林稔代表)が「商店街のサイエンスカフェ」としていくつかの商店街で数年前から開催しているものを拡大展開していこうと、生野銀座商店街での初開催に至った。現在日本各地でサイエンスカフェが開催されているが、商店街を舞台に複数展開する例は珍しい。

今回のプログラムは二つ。一つ目は「おもしろ理科の実験室!日常生活の中の物理?」のタイトルで、人気番組「探偵ナイトスクープ」で物理を担当する大阪市立生野工業高校の山田善春先生が理科の実験を担当。もう一つはJAXA月探査「かぐや」プロジェクトで活躍された大阪大学大学院理学研究科の佐伯和人先生が「月を見上げるのが楽しくなるお話♪」と題し、現在でも謎に包まれた月を“まるはだか”にする。どちらも内容は本格的だが小学生でも楽しめる構成。大阪市教育委員会の後援のもと、市内の小学校にチラシを配布するなどして、大人から子供まで幅広い参加者を見込む。

当日は、けん玉アトラクション『けん玉でたこ焼きGet』も開催。けん先6個、小皿4個、大皿3個と、難易度とともにもらえるたこ焼きの数が多くなるゲームは盛り上がること必至だ。(12:00~ 100個で終了)

「商店街には知る人ぞ知る魅力的なお店がたくさんある。サイエンスという切り口で商店街に人を呼びこみ、量販店とは比較できない魅力を是非知ってもらいたい。生野銀座商店街には出来立てのお饅頭をその場でお茶と一緒にいただける美味しいお食事処や個性的なポン酢店もあり、ゆくゆくはインバウンド消費とも結び付けていければ。」と商店街のサイエンスカフェ実行委員会の林さん。
生野銀座商店街振興組合事務局の森山さんは「著名な専門家から身近な科学を学べるサイエンスカフェは、普段商店街に足を運ばない外からの参加者に商店街を知ってもらえる絶好の機会。知の好奇心が街のにぎわいに繋がれば、と期待を込める。

参加費無料、予約不要。問い合わせは商店街のサイエンスカフェ実行委員会の林さん(06-6191-7755)

【出典元】
EGAO

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